2021年12月28日火曜日

【12/29~1/4】年末年始のお休みについて

誠に勝手ながら、弊所では下記の期間をお休みとさせていただきます。

皆様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願い致します。

                 記

    期間:令和3年12月29日(水)~1月4日(火)

    ※令和4年1月5日(水)より通常業務

2021年12月4日土曜日

【書籍出版】保釈を勝ち取る 90事例の裁判理由からみる傾向と対策

 弁護士の市川です。


この度、私も共著で一部を執筆しました書籍が出版されます。


GENJIN刑事弁護シリーズ28

『保釈を勝ち取る 90事例の裁判理由からみる傾向と対策』

愛知刑事弁護塾 (編)


令和3年12月7日発売です。


起訴後の公判段階での刑事弁護活動において、いかに早期に保釈を勝ち取るか、という点での知識、技術についての最先端のエッセンスが凝縮されております。

人質司法との悪名高い日本の刑事司法手続において、まさに一石を投じる内容となっていると思います。

弁護士 市川 哲宏













2021年11月17日水曜日

沖縄高江への愛知県警機動隊派遣は違法、住民訴訟。名古屋高裁での逆転勝訴判決(2021年10月7日)

 2021年10月7日、名古屋高等裁判所民事第一部(倉田慎也裁判長)は、愛知県警察が2016年7月、沖縄県東村高江の米軍北部訓練場のヘリパッド建設工事現場に機動隊を派遣するにあたって、公安委員会の承認を経ずに派遣決定をしたことは違法であるとして、原告の請求を棄却した一審判決を改め、当時の警察本部長に対し、同年7月から11月にかけて機動隊員らに支払われた時間外手当相当額である110万3107円の賠償命令を行うことを愛知県(愛知県知事)に命じる住民勝訴の逆転判決を言い渡しました。なお、同判決に対し、相手方である愛知県(愛知県知事)が上告したため、現時点において、住民側勝訴は確定していません。

 私も弁護団の一人として参加し、控訴審において、当時の公安委員長の証人尋問などを担当しました。

 今回の逆転勝訴判決は画期的なもので、素直に嬉しいです。

 しかし、今現在も、辺野古では新基地建設工事が続き、高江ではオスプレイが飛び回り、有害物の不法投棄などの米軍の違法な活動は後を絶ちません。

 これらを止めることがオール沖縄、オール愛知の最大の目的です。沖縄の問題は私たちの問題、これからも闘いは続きます。

 共に闘い続けましょう。

 弁護士吉田光利    

 

2021年10月29日金曜日

11月の無料相談日のお知らせ

  当事務所では、毎月第3木曜日に無料法律相談日を設けています(※要予約、先着順)。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、無料相談の受付を延期しておりましたが、

 11月18日(木)は、下記の通り開催致しますので、

 ご希望の方はお電話(0568-85-4877)にてご予約ください。

  

  ★午前10時~午後12時は「高蔵寺事務所」にて先着3名、各30分

  ★午後1時~午後4時までは「春日井事務所」にて先着4名 各30分

2021年10月8日金曜日

10月の無料相談日のお知らせ

 当事務所では、毎月第3木曜日に無料法律相談日を設けています(※要予約、先着順)。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、無料相談の受付を延期しておりましたが、

 10月21日(木)は、下記の通り開催致しますので、

 ご希望の方はお電話(0568-85-4877)にてご予約ください。

 

  ★「春日井事務所」にて先着4名 各30分


2021年9月21日火曜日

リーダーは自分たちで決めたい

 

次期首相を私が決めることはできません。

選挙を通じて、間接的に決めていると言えるかもしれないものの

少なくとも私には自分で選んだ、決めた、という実感はありません。


短期間で辞めてしまう首相が多いのも、

会見での言葉が響かないのも、

国民に選ばれた実感がないことに一因がある気がします。


首相は誰にむかって話しているのか、

リーダーは自分たちで決めることができれば、良いなと思います。


弁護士 吉田光利




2021年9月11日土曜日

名張毒ぶどう酒事件 死刑宣告52年行動

 9月10日、名古屋高等裁判所前での名張毒ぶどう酒事件死刑宣告52年行動がありました。


支援者の皆様の並々ならぬ活動とご支援にいつも感謝しております。ありがとうございます。


52年前、奥西勝さんは名古屋高等裁判所で逆転死刑判決を受けました。

その後無実を叫びながらの悲嘆の日々の中で長く獄中で暮らし、無念にも一旦再審開始決定を受けながらも獄死をもって生涯を終える結果となってしましました。


現在は、妹の岡美代子さんが名張毒ぶどう酒事件の再審請求人として勝さんの名誉の回復を果たそうと尽力されています。


現在、ぶどう酒にまかれた封緘紙の裏面に、工場出荷時に付着した糊とは別の糊(PVA糊「洗濯糊の成分」)が付着していること(真犯人が毒を入れた後に貼り直した疑惑)の科学的論争が進んでいます。


弁護団は、鑑定を実施した科学者の証人尋問を含めた事実調べの実施及びその実施のための三者協議を裁判所に求めています。


まった無しの状況です。引き続き、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。


弁護士 市川 哲宏


2021年8月2日月曜日

8/9~8/15◆夏季休業のお知らせ◆

平素は格別のご愛顧を賜り、厚くお礼申し上げます。

誠に勝手ながら、以下の期間を夏季休業とさせていただきます。

ご不便をお掛け致しますが、何卒ご理解のほどお願い申し上げます。

              記

 期間:令和3年8月9日(月・祝)~8月15日(日)

    ※8月16日(月)より通常業務

2021年7月12日月曜日

スポーツについて

メジャーリーグベースボール(MLB)のロサンゼルス・エンゼルスに所属している大谷翔平選手(以下「大谷選手」といいます。)が,2021年度シーズンで大活躍しており,連日ニュースを賑わせています。

大谷選手は,前半戦が終了した7月12日時点で,打撃で打率2割7分9厘,84安打,33本塁打,70打点,56長打,長打率6割9分8厘,ОPS(出塁率+長打率)1.062等の成績を残しており,特に本塁打数や長打率などの点で異常と言ってもよい凄まじい活躍を遂げております。

のみならず,大谷選手は,投手としても,防御率3.49,4勝1敗,投球回67回で87奪三振等と十分な成績を残しており,上記の打者としての活躍を併せて考えると,まさに超人的なシーズンを送っております。

不思議なもので,早朝の時間帯に大谷選手がホームランを打ったとの報道に接することが続くと,何となく大谷選手の出場した試合の結果や打撃・投球の結果が気になるようになり,元々日本プロ野球(NPB)に比してMLBにはあまり関心はなかったのですが,大谷選手の影響で,MLB自体に対する関心が増しております。

最近では,野球のほかにも,陸上競技の男子100メートル種目で6月6日に開催された布施スプリントの決勝において,セイコーホールディングス所属の山縣亮太選手が,9秒95の日本新記録を出し,約2年振りに日本記録が更新されました。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で,何かと気が滅入ることもあるなかで,アスリートが素晴らしいパフォーマンスを通じて輝きを放っている姿に接すると,希望や勇気を貰えているような気がします。東京オリンピックの開催もあり,スポーツと不要不急との関係が取り沙汰されることも多いですが,スポーツを通じて得られるものには,やはり計り知れないものがあるなあと感じている今日この頃です。

弁護士 伊藤朋紀

2021年7月9日金曜日

表現の不自由展

表現の不自由展に行ってきました。 

少女像、遠近を抱えてパート2など、話題となっている作品を見てきました。 

色んな意見がある作品だと思いました。 

正しさの反対は、もう一方の正しさです。 

表現の不自由展は、

7.8(木)の爆発物騒ぎにより、以後、中止になってしまう見込みです。 

とても残念です。 

作品を作品として見て、普通に展示会が行われるようになることを願うばかりです。 

弁護士吉田光利


 

2021年7月5日月曜日

春日井市の空き家セミナー&相談会に参加しました

先日、春日井市主催の空き家セミナー&相談会に相談員として参加しました。 このセミナーには数年前から参加させて頂いておりまして、先日も多くの方がいらっしゃっていました。 近年、空き家に関する問題が取り上げられることが多くなってきました。 管理がされていない空き家の樹木が自分の土地の境界を越境しているとか、建物自体が倒壊しそうだとか、空き家が周辺の住民の生命・身体・財産を脅かす可能性があります。 本来であれば、このような対応は空き家の所有者がするべきですが、所有者が行方不明だったり、亡くなっている場合、所有者に対応を求めることが困難です。 空家等対策の推進に関する特別措置法は、このようなケースにおいて、行政が助言・指導から代執行をすることまでを認めています。 高齢化社会により、空き家問題は今後も深刻になるものと思われます。 当職と致しましては、空き家問題についても積極的に取り組みたいと考えております。 弁護士 中島 真実

2021年6月22日火曜日

7/7 相続連続講座 第4回 「改正相続法と特殊なケースの対応」開催します!

 下記の日程で相続連続講座 第4回「改正相続法と特殊なケースの対応」を開催致します!

 

講師:弁護士 市川 哲宏

日時:7月7日(水)13時30分~

場所:志段味地区会館 第1、第2集会室(2F)

 

席数に限りがございますので必ず事前にご予約をお願いします。

ウイルス予防のため人数を制限して開催します。

マスク着用の上ご来場下さい。

 

連絡先

TEL:0568-85-4877

FAX:0568-85-4878

 

 


2021年6月18日金曜日

コロナ禍での日弁連での講師活動

 弁護士の市川です。 


 今年の2月22日のことですが、日本弁護士連合会(日弁連)からお声をいただきまして、日弁連で講師活動を行ってまいりました。

 法律事務職員を対象にした講座で、「法律事務所の事務処理ルール第5回 『相続手続き(2)』」と題するもので、内容としては、相続法の改正を踏まえた、遺言執行について講義を行いました。

 コロナ禍における日弁連での講義会場、全国ネットのライブ配信の会場の状況をご覧ください。












 無観客ライブ配信・・・・・

 某アイドルグループのライブの気持ちを経験しました。
 
 虚無に向かってしゃべる経験、これもコロナ禍だからこその経験ですね。

 本当に、早いコロナ禍の収束を願って。

 弁護士 市川哲宏



2021年6月5日土曜日

コロナ疲れについて

この間,愛知県を対象に含む新型コロナウイルス感染症に係る緊急事態宣言の期間が令和3年6月20日までに延長されるなど,依然として不安をともなう状況が続いております。このような情勢を受け,当法律事務所でも,マスク着用,アクリルパーテーションの設置,消毒等,感染予防の措置を徹底して講じております。

感染の不安や,外出自粛・飲食店の時短営業等のストレスがいつまで続くのかという終わりが明確ではないことなどから,「コロナ疲れ」を感じる方が増えているようです。昨日付で内閣府により公表された調査結果によれば,コロナ疲れを感じている方が7割以上であり,年代別では20代の方が最多であるということです。

決して容易なことではありませんが,このような状況であるからこそ,希望を捨てずに,日々の生活を過ごしていきたいところです。

不安の原因になっていることを抱え込むのではなく,誰かに話してみるだけで,少しだけでも楽になれることもあると思います。その不安の原因が少しだけでも法律に関わることであれば,私どもが不安の解消,問題の解決の一助となれることもあるかもしれません。

個人個人が日々の生活を過ごしていく上で「希望」を持ち続けるための行動は,「不要不急」とはいえないのではないか,などと思う今日この頃です。

弁護士 伊藤朋紀

2021年5月11日火曜日

ピンチはチャンスだ ありがとう(清水英雄)

 

「1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」という本を読みました。

365話、どれも感銘を受けるものばかりですが、特にその中にある

「ピンチはチャンスだ ありがとう」(清水英雄)に感銘を受けました。

どんなこともこの詩のように前向きに考えていこうと思います。


つらいことがおこると 感謝するんです
これでまた強くなれると ありがとう


悲しいことがおこると 感謝するんです
これで人の悲しみがよくわかると ありがとう


ピンチになると感謝するんです
これでもっと逞(たくま)しくなれると ありがとう


つらいことも悲しいこともピンチも乗り越えて
生きることが人生だと言いきかせるのです 自分自身に
そうするとふっと楽になって楽しくなって
人生がとても光り輝いてくるんです
ピンチはチャンスだ 人生はドラマだ
人生がとてもすてきにすばらしく
よりいっそう光り輝きだすんです
ますます光り輝く人生を
ありがとう の心と共に

 


2021年5月10日月曜日

緊急事態宣言を受けて

 5月12日から愛知県も緊急事態宣言の対象になるとのことで、様々な声が上がっています。

昨年、初めての緊急事態宣言が発令されて、早1年。あの頃は新型コロナウイルスが未知の部分が多く、今も不安ではありますが、今以上に大きな不安を抱えていたような気がします。

去年の今頃はコロナ前の生活に戻りたいと強く思っていましたが、今は、コロナ前の生活に戻るとと同時にコロナ後の生活のことを考えています。オンラインが今まで以上に普及し、様々な可能性も開けそうだなと思っています。

他方で、教育面においては、経済的な事情等でオンラインを導入することができない家庭もあり、格差が生じてしまうのではないかという不安もあります。この問題については、国に対応してもらいたいと思います。

まずはワクチン接種が広まって欲しいですね。

ワクチンの接種が進んでいるアメリカのニューヨークでは、今年の9月に劇場が再開されるというニュースを見て、少し嬉しくなりました。


2021年4月13日火曜日

【動画をご覧ください】名張毒ぶどう酒事件発生60年 全国支援集会での弁護団報告

 2021年3月28日、名張毒ぶどう酒事件が発生して60年目にあたる日に、全国支援集会が執り行われました。

 弁護士の市川が、弁護団を代表して、40分間の弁護団報告を務めて参りました。

 本集会は、YouTubeで全国配信がされまして、現在もアーカイブで残っております。

 下記URLをクリックしていただくと、その模様が確認できますので、是非ご覧ください。

 市川による弁護団報告は、動画の29分00秒頃から、1時間10分19秒頃までです。

 パワーポイントを利用したもので、現在の名張毒ぶどう酒事件の裁判所での審理の状況を非常に分かりやすくまとめた内容になっております。

 弁護士の市川のライフワークとして長年真剣に取り組んでいる事件です。ちらりと一目ご覧いただければと思います。

 弁護士 市川哲宏

 https://www.youtube.com/watch?v=zZRG2B5STu4







2021年4月3日土曜日

文明の利器について

ご縁あって,2019年より名古屋大学法科大学院で憲法の非常勤講師をさせていただいているのですが,コロナ禍により,昨年以降「Zoom」というアプリを使用したリモート講義の形態をとらざるを得なくなっています。

参加者各々が移動することなく講義や会議に参加することができるのは非常に便利ですが,同じ空間を共有して直接対面して話をしないと伝わらないこともあるような気がして,一長一短であると感じます。


ともあれ,当たり前のように「リモート」という言葉が使用されている現在の状況を冷静に考えてみると,凄い時代になったものです。

このブログは,今タブレットを使用して書いているのですが,私が司法修習生(実務法曹になるための公的な研修期間のようなものです。)であった10年前は,タブレットを持っておりませんでした。

それどころか,当時はスマートフォンも持っておらず,いわゆる「ガラケー」を使用していた記憶があります。

さらに遡ると,携帯電話自体,私が高校2~3年生くらいの頃に初めて手にした記憶で,それまでは携帯電話で「メール」をするという発想自体がなく,何か用件がある時は固定電話に電話をすることが当たり前でした。

パソコンにまともに触るようになったのは大学に入学してからで,確か大学1年次の前期の講義に,パソコンの使い方を学ぶ講義がありました。


そう考えてみると,何か映画や漫画等の作品のなかで描かれていた未来世界にいるというか,つい20年くらい前には想像もしなかった文明の利器を,当たり前のように使用している状況に今更ながら驚きます。

他方で,携帯電話が普及する以前は,メールの返信で悩んだり,LINEの「既読スルー」が問題になるようなことはなく,パソコンやインターネットが普及する以前は,インターネット上での誹謗中傷や,SNSにおけるいじめ等が問題になるようなことはありませんでした(それら以外の形をとって,同種の問題は存在していたとは思いますが。)。

情報収集やコミュニケーションの手段が極めて効率化した反面,そのことにともなう問題や悩みも生じているようで,結局は一長一短,うまく使いこなせるようになる必要があると感じる今日この頃です。

弁護士 伊藤朋紀

2021年3月31日水曜日

はるのひ 掲載されます

 春日井市が監修する冊子「大人の一人暮らし情報マガジン はるのひ」に

我が事務所が掲載されることになりました。

弁護士一同そろって写真を撮っていただき、よい写真になりました😀


春日井市内のご高齢の方を対象に、ご家庭に配布されるとのことです。

ぜひチェックしてみてください。

※隣の頁は、我が事務所と提携している「えにしの会」の記事もありますので、

ぜひご覧ください。



2021年3月29日月曜日

4月の無料相談日のお知らせ

 当事務所では、毎月第3木曜日に無料法律相談日を設けています(※要予約、先着順)。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、無料相談の受付を延期しておりましたが、

 4月15日(木)は、下記の通り開催致しますので、

 ご希望の方はお電話(0568-85-4877)にてご予約ください。

  

  ★午前10時~午後12時は「高蔵寺事務所」にて先着3名、各30分

  ★午後1時~午後4時までは「春日井事務所」にて先着4名 各30分



2021年3月12日金曜日

4/20 相続連続講座 第3回 「生前にできる相続準備」開催します!

下記の日程で相続連続講座 第3回「生前にできる相続準備」を開催致します!

 

講師:弁護士 市川 哲宏

日時:4月20日(火)13時30分~

場所:志段味地区会館 第1、第2集会室(2F)

 

席数に限りがございますので必ず事前にご予約をお願いします。

ウイルス予防のため人数を制限して開催します。

マスク着用の上ご来場下さい。

 

連絡先

TEL:0568-85-4877

FAX:0568-85-4878



2021年3月11日木曜日

震災の記憶

阪神・淡路大震災(1995年1月17日午前5時46分) 

私は中学3年生で、自宅の2階のベッドで寝ている時に揺れを感じました。 

東日本大震災(2011年3月11日午後2時46分) 

私は司法修習生で、検察庁にいる時に揺れを感じました。 

 
地震が起きた時のことは、鮮明に記憶に残っています。 

今も地震に伴う様々な被害で苦しんでいる方が多くおられます。 

震災の記憶を忘れず、次の10年を過ごしていこうと思います。 

弁護士 吉田光利

2021年3月10日水曜日

ワクチン接種

久しぶりのブログの更新になってしまいました。 ようやく国内でのワクチンの接種が開始し(といってもまだ医療従事者の方のみですが)、コロナ禍が収束されることを期待しています。 その反面、気になるのがワクチンの副反応です。 実際、ワクチン接種後に亡くなられた方のことが報じられています。 ワクチンの接種が原因となって死亡もしくは後遺症が残った場合、誰に対して責任を追及するかが問題となります。 日本においては、過去にも予防接種が原因で後遺症が残り、そのことについて国に対して責任を追及した事例が複数あります。 裁判所が国の責任を認めたケースもありますし、国が被害者と和解した解決したケースもあります。 このようなケースにおいては、ワクチンの接種<原因>と死亡や後遺症<結果>との間の因果関係の証明が鍵となります。 そして、この証明は困難であることが多いです。 副反応はないのが一番だとは思いますが、今後のワクチン接種による健康被害やそれに関する訴訟についても注意をしていきたいと考えております。 弁護士 中島真実

2021年1月30日土曜日

相続に関する研修の講師活動準備@日本弁護士連合会

弁護士の市川です。 本ブログでも度々ご報告をしておりますが、今年も日本弁護士連合会(日弁連)からお声をいただきまして、日弁連で講師活動を行うことになりました。

今回は、法律事務職員を対象にした講座で、「法律事務所の事務処理ルール第5回 『相続手続き(2)』」と題するもので、内容としては、相続法の改正を踏まえた、遺言執行について講義を行います。

遺言執行の講義を扱うためには、そもそもの遺言書についての法律論や作成方法について押さえる必要があり、また遺言執行に密接に関連してくる遺留分制度についても押さえておく必要があります。

遺言執行を扱うということは、相続に関するすべての事項を扱うことと同じことだと、準備をしている現在、実感しています。

講師として講義をするにあたり、時間をかけて準備をする必要があるのですが、準備にあたり、法制度や実務の在り方について改めて考える機会となり、弁護士業務は日々研鑽であると実感します。

当事務所では春日井市内で相続についての連続講座を各地で行っておりますが、日弁連での相続法に関する講師活動の経験を、改めて春日井の皆様への講座に還元したいと思っています。

2月22日月曜日の18時から、日本各地の弁護士会にライブ配信される予定ですので、関係者の方は是非ご参加の上、ご覧ください。
また後日、講座の実施状況について、ご報告させていただきます。


弁護士市川哲宏

2021年1月16日土曜日

笑いについて

お笑い芸人さん(以下「芸人」といいます。)が好きで,この年末年始も,漫才やコント等の「ネタ」や, トーク番組を観る機会が多くありました。

弁護士の基本的な職務は,紛争が発生した場合,又はこれから発生しそうな場合に事前に,法律的な視点 を通して事実を見て,相応しい法的手段を検討・実施し,当該紛争の解決又は予防を図ることにあると思います。他方,芸人は,ある事実又は設定を「お笑い」というフィルターを通して解釈した上で,漫才,コント,及び漫談等様々な手段を通じてパフォーマンスすることを通じて,受け手を笑わせます。

何がおもしろくて何がそうでないかは,弁護士の職務における法令や判例等とは異なり,依拠することが できる客観的な基準はありません(客観的な基準のようなものを考え出すと,おそらく途端に笑えなくなります。)。 そう考えると,絶えずおもしろいネタを披露し,笑いをとれる芸人は,本当に凄いと思わさ れます。

昨年のコロナ禍は,他の様々な表現者と同様,お笑い界にも大きな影響を及ぼしたようで,聴衆を集めての ライブの実施が難しくなったり,多人数での番組の収録も難しくなっているようです。 私も,大好きな芸人(「さらば青春の光」というコンビ)が愛知県で単独ライブを行うということで楽しみ にしていたのですが,延期になりました(延期後のチケットは売切れになり取れませんでした。)。そのような状況下で,お笑い界においても,リモートやアクリル板を活用したり,ソーシャルディスタンスを確保するなどの対応の上,現状への適応が図られているようです。

一般的に,芸人は「不要不急」の業種であると評価されることが多いと思われるのですが,個人的には,自分又は受け手がどのような状況に置かれていても,笑わせることができる芸人は本当に凄いと思いますし, 尊敬しています。

どのような状況に置かれていても,笑うとほんの少しでも心が軽くなります。 少しでも早くコロナ禍が収束して,世の中にさらに笑顔が増えることを願います。

弁護士 伊藤朋紀

2021年1月15日金曜日

ネガティブ・ケイパビリティ

「ネガティブ・ケイパビリティ」という本を読みました。

不確実でどうにもできない状況において、せっかちに事実や理由、解決策を求めるのではなく、そこに留まって耐える考え方(能力)のことを言います。 
コロナ禍の中、これまでやっていたことが通じない現状において「ネガティブ・ケイパビリティ」的な考え方(能力)を持ち合わせることはとても重要です。 

コロナ禍から約1年が経ちました。 

東日本大震災からは10年です。 

やまない雨はなく、朝の来ない夜はありません。 

今年も一年よろしく御願いします。 

弁護士吉田光利

2021年1月5日火曜日

2021年年始のご挨拶

あけましておめでとうございます。 昨年は新型コロナウイルスで大変な一年になってしまいました。 年が明けてからも新型コロナウイルスの猛威はおさまらず不安がつきまといますが、当事務所は自分たちの軸をしっかり持ち、通常業務やあらゆる活動に取り組んでいきたいと思っております。 当事務所は、本日1月5日から再開しております。 お困りごとがございましたら、お気軽にご相談頂けたらと思います。 みなさま、今年もよろしくお願い致します。