久しぶりのブログの更新になってしまいました。
ようやく国内でのワクチンの接種が開始し(といってもまだ医療従事者の方のみですが)、コロナ禍が収束されることを期待しています。
その反面、気になるのがワクチンの副反応です。
実際、ワクチン接種後に亡くなられた方のことが報じられています。
ワクチンの接種が原因となって死亡もしくは後遺症が残った場合、誰に対して責任を追及するかが問題となります。
日本においては、過去にも予防接種が原因で後遺症が残り、そのことについて国に対して責任を追及した事例が複数あります。
裁判所が国の責任を認めたケースもありますし、国が被害者と和解した解決したケースもあります。
このようなケースにおいては、ワクチンの接種<原因>と死亡や後遺症<結果>との間の因果関係の証明が鍵となります。
そして、この証明は困難であることが多いです。
副反応はないのが一番だとは思いますが、今後のワクチン接種による健康被害やそれに関する訴訟についても注意をしていきたいと考えております。
弁護士 中島真実
0 件のコメント:
コメントを投稿