2025年4月19日土曜日

40年前の消費者金融からの借金の請求(消滅時効の援用)

 弁護士の市川です。


ここ最近、10年以上前に消費者金融等から借金をした方で、10年以上経過したタイミングで業者から請求書が届いたケースのご相談を多くいただいています。

皆様、特に遅延損害金が膨らんでおり、金額が大きくなっているため、慌てて法律事務所まで相談に来られています。

ケースにもよりますが(裁判で判決をとられているとか、途中にいくらかの支払いをおこなっている等、対応の工夫が必要なものもあります)、ほとんどのケースでは「消滅時効」にかかっており、時効の援用通知により解決するものです。

そのようなご相談の中、表題のとおり、最近、1980年代に武富士から借り入れをした経験のある方が、現在債権を引き次いでいる(株)日本保証から2025年になって請求を受けたケースを確認しました。

最終取引日が1980年代だったので、40年前の借金について、今になってなお請求をかけている実態を確認しました。

借金問題について、当事務所でご相談に応じておりますが、ずっと前に借りていた借金について、今請求書が届いて、思いだしたとともにびっくりしている、支払う必要があるのか、なんとかならないか、というご相談についても、一度当事務所までお越しください。


弁護士 市川哲宏

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