愛知県民ら200余名が愛知県知事を被告として、愛知県警察本部が2016年7月から12月にかけて沖縄県公安委員会の要請を受け、沖縄県東村高江の北部訓練場ヘリパッド(オスプレイパッド)移設工事に反対する住民らによる抗議活動の排除のために機動隊を派遣したことは警察法違反であり、派遣された機動隊の給与相当額は違法な公金支出であるとして、金1億3363万円余の賠償命令を行うことを求めた住民訴訟を提起しました。
一審では敗訴してしまいましたが、控訴審において逆転勝訴判決を獲得し、確定しました。
控訴審判決は、違法な支出命令を行った当時の警察本部長に対し、地方自治法242条の2第1項4号ただし書きに基づき、機動隊員らに支払われた時間外手当相当額である110万3107円の賠償命令を行うことを愛知県知事に命じました。
ヘリパッド建設反対に立ち上がった高江住民支援の市民のたたかい、機動隊派遣の違法性をめぐる法廷闘争の勝利の記憶をまとめました。
私(吉田)も、文章を書かせて頂きました。
風媒社さんから1500円+税で販売されます。
是非お買い求め下さい。
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784833111607
弁護士吉田光利
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