愛知県民200余名が、愛知県警の沖縄県高江への機動隊派遣に伴う給与の支出は違法であ
るとして、住民訴訟を提起した事件について
住民側の高裁勝訴判決に対して、愛知県が上告をしていました。
これにより、2016年の派遣決定が違法であるとの司法判断が確定しました。
司法が、公安委員会制度の民主的意義を正しく評価し、派遣決定の手続的違法を認めたこと
は、積極的意義を持ちうるものです。
この裁判闘争は終結に向かいますが、勝ち取った勝訴判決を一里塚に沖縄の人々と連帯し、
日本国憲法の平和主義、民主主義と基本的人権を守り抜く新しいたたかいに踏み出していきた
いと思います。
皆様、応援ありがとうございました。
弁護士吉田光利